MENU

市役所職員(公務員)初めての人事異動に戸惑う(4年目)

地方公務員の中でも市役所職員なら、誰しも避けられることのできない「異動」があります。

異動のスパンは人それぞれですが、私は役所人生4年目で初めての人事異動を経験しました。

当時いろいろと大変だったことを、まとめています。

  • 人事異動がもうすぐで不安な方
  • 異動が決まり、落ち着かない方
  • 異動後でしんどい方

などの参考になれば幸いです。

目次

公務員の人事異動のスケジュール

11月頃:異動希望調査

毎年、11月頃に「異動希望調査」が私の職場にはありました。

まだ3年目だったので、まだ異動しなくてもいいかなと思い、

私は異動希望調査を出していませんでした。

当時、福祉系の部署で大変だったのですが、

業務自体には慣れており、ある程度の人間関係も出来上がっていたので

このままもう少し、ここにいたいと思っていたためです。

異動発表は3月下旬

その後、月日は経ち異動の時期となります。

公務員と言うか役所系は年度を特に重視します。

4月で一斉に人事異動が行われるので、3月下旬に人事異動が発表されます。

3月に入ると、年度末の補助金申請などで多忙ですが

頭の中では人事異動のことが常にチラついていました。

3月下旬のカレンダーを眺めながら、ここは祝日(3/20頃)なのでそのあとかな?前かなと職場の人と話しながらソワソワする日々です。

そして、ついに人事異動が発表されます。

私は観光系部署への異動となりました。

引継ぎをする

自分が今までしていた仕事を、次の担当者に引き継がなくてはなりません。

1年かけて作ったマニュアル等をもとに、次の担当者へ引き継ぎます。

この時、次の担当者が同じ部署にいた職員なら引継ぎのレベルは下がります。

ですが、当時の私の場合は、別の部署から異動してきた人に引き継ぐことになったのでそりゃあもう・・・大変でした。

もともと福祉部署を経験していない、異動してくる人に、1から教えるのですから・・・

なんとバグったやり方だろうと思っていました

引き継がれる人も不安でしょうし、私自身もちゃんと引き継げるか・伝え漏れはないか心配でした。

何かあれば、連絡をくださいと伝えましたけども。

異動先の部署から内線

そして、私自身も異動先の新しい業務の引継ぎを受けねばなりません。

異動が決まれば、異動先から内線がきました。

正直これはありがたい方です。

内線すらなく、殺然としている職場もあります。

まだ、受け入れてもらえそうな雰囲気がありましたので・・・

内線を受けたので日程調整をまず行い、部署に伺い引継ぎを受けます。

正直、福祉から観光と言うことで全く内容が異なり、頭に入ってきませんでした。

ですが、幸いにも前担当者の異動はなかったのでそこは唯一救われたところです。

そしてその前担当者の方も非常に良い方で、優しくちゃんと引継ぎをしてくださる方でした。

引っ越し前に辞令交付&あいさつ回り

辞令交付を正式に市長から受けます。スーツで受けました。

そして、そのまま最後の挨拶回りがあります。

今までいた部署の方にお世話になりましたと言うご挨拶。

そして、これからお世話になる部署の方にご挨拶。

これだけでも、だいぶ精神的に疲れましたが…

どんな人がいるのか緊張しながらの挨拶でした。

荷物の引っ越し

3月末日で異動になるので、引っ越しもバタバタです。

3/31が平日なら3/31の17:15までは、異動前の部署で働き、

4/1の8:30からは異動先の部署でパソコンを打っているのですから、なんとも不思議な感じです。

そのために、いろいろと荷物の移動などが必要です。

私物などを段ボールにまとめて、お引越しです。

異動先で感じたこと

役所は4年目だが、仕事は1年目

市役所で働いているのは4年目だが、仕事内容としては1年目。

これが、自分にとって1番しんどかったかもしれません。

異動先では、今までの福祉とは全く違う畑違いの仕事です。

今まで「対市民」だったものが、

「イベント業務や業者対応」に変わりました。

特に福祉では非課税世帯など生活が日々困窮しており、日本語もあまり伝わらない方々でしたので懇切丁寧に接する必要がありましたが、

観光系部署ではある程度の理解や共通認識がある相手との仕事なので、こちらの知識不足が馬鹿にされます。

勉強するために、率先して

  • 窓口対応
  • 電話対応

をしていくのですが、知識が皆無なのでその都度いったん確認を取りますと言って、

職場の人に伝書鳩のように聞きに行く日々。

社会人(市役所)としては4年目で、慣れているはずなのに、異動先では新卒のようにまた1から勉強していかなければならない・・・

まるで「転職」のような感覚

そして、異動後1年目は「残業が必須」と言われます。

すべてを1から勉強していかなければならないからです。

人間関係の構築の大変さ

また、人間関係の大変さもありました。

仕事内容もですが、市役所の異動後は「人間関係の把握」が一番大切と信頼できる上司から言われていたため、

とにかく

  • やばそうな上司
  • 沸点が低そうな上司や職員

をいちはやく脳にインプットし、刺激を与えないように言葉と行動に気を引き締めました。

人間関係さえよければ、仕事も教えてもらえますし、聞きやすいですから・・・

歓迎会では、得意でもない笑顔で取り繕い乗り切りました。

すでに出来上がっている人間関係に1から入り、構築することは非常にしんどいですが。

前の職場の仕事の知識は全く活きない

活かせることもあるけれども、私の異動の場合はほとんど活きませんでした。

  • 懇切丁寧な説明
  • 条例改正のやり方
  • 福祉の心

なんかは異動先ではほぼ使いませんでした。

それより

  • 相手と同じ理解力&熱量で仕事をする
  • 新しいアイデアの提案
  • フットワークの軽さ

などが必要で、今までと180度違うと感じました。

前の部署の対応も必要

そして、地味に大変なのが前の部署の対応です。

マニュアルだけでは実務でどうしてもわからないことが出てきます。

それは当然です。

なので、前担当者の私が引き続き、教えに行かねばなりません。

これは定時内にはなかなか難しいので定時後に行くことになります。

こうしたことも、大変でした。

この異動が数年単位でこれからもあるのか…

で、異動して毎日

  • 新しい仕事のやり方
  • 新しい人間関係

の中で、がむしゃらに仕事をしていたのですが、心のどっかで「しんどいなー」と思うように。

福祉の職場で培ってきた経験は活きると先輩上司に言われていましたが、

本当にそうなのか?と自問自答する日々。

そして、この「異動」は公務員(市役所職員)である以上、定年までずーっと続くと思うと

きついなあ・・・と思うように。

そこまでしてこの職場に命を捧げたいと思えるか?

部署が変わるごとに

  • 1から仕事を覚えなければならない
  • 1から人間関係を作らなければならない

という役所の仕事サイクルに、希望を感じられなくなっていました。

ほぼ転職ともいえる「公務員の人事異動」。

前いた職場の知識や経験が全く活きないといわけではないのですが、

  • 専門性が身につかない
  • 人間関係が重要
  • 前任者の引継ぎ次第で仕事の進め方が大きく変わる

ということが、個人的にはしんどかったのです。

だって、こういうことって自分個人の力でどうにかできるものじゃないですか。

自分がいくら努力をしようが「配属ガチャ」に失敗すると

全くをもって意味をなさなくなる。

自分の努力が意味ないんですよ。

公務員の異動が合う人もいるけど

ただ、

  • 仕事を表面上だけでするのが楽
  • 人間関係もその都度リセットできるのが合っている

という方には合うかもしれません。

ですが、私には合わなくてしんどかったです。

同じような方もいるのではないでしょうか?

新卒から働いて、26歳27歳とかで初めての異動を経験した人は同じように思うのではないでしょうか?

これから先、また数年ごとに「異動」を経験しても大丈夫ですか?

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

公務員浪人を1年してやっとなれた市役所職員(公務員)。
にもかかわらず、10年勤務して退職しました。
今は民間企業(事務職)で頑張って働いています。
公務員時代に感じたことをつらつらと。

出身:ど田舎🍑県
大学:関関同立のどこか

コメント

コメントする

目次